【ニュース】 近商ストアと大阪市住まい公社、移動スーパー「とくし丸」を通じ、住民の買い物を支援する協定を締結 大阪府大阪市
2022.09.22
株式会社近商ストア(大阪府松原市、上田尚義社長)と大阪市住まい公社(正式名称:大阪市住宅供給公社、大阪市北区、田中義浩理事長)は9月21日、移動スーパー「とくし丸」を通じ、住民の買い物を支援する協定を締結した。
同協定により、同社が運行する移動スーパー「とくし丸」が、同公社が所有する賃貸住宅の加賀屋住宅(大阪市住之江区)とコーシャハイツ相生(大阪市阿倍野区)で販売を開始する。
「とくし丸」の運行により、高齢者等の買い物の利便性向上を図るとともに、移動販売時での住民への声掛け等を通じ、地域のコミュニティ活性化を目指す。
また、緊急事態が生じた際には、同公社への連絡体制を構築、同社としても、見守りネットワーク強化の一助となりたいとしている。
同社は、大阪・奈良・京都で37店舗のスーパーマーケットを経営する近鉄グループの会社。
株式会社とくし丸(徳島県徳島市、新宮歩社長)と提携し、2018年4月に奈良県生駒市で移動スーパー「とくし丸」の運行を開始、現在は大阪市(2022年2月16日開始)・堺市・奈良市などで22台(2022年9月現在)を展開している。
「とくし丸」は、冷蔵機能を備えた軽車両に販売商品を積み込み、購入客の個別に訪問して販売を行うため、購入客に体調不良の兆候等があった場合は、地域の自治体や警察署と協力しながら、地域包括支援センター等に連絡、詐欺事件を防止する注意喚起をするなど、一人暮らし高齢者の「見守り役」としても地域に貢献しているという。
販売商品は、食料品・生鮮食品・惣菜・日用品等(約400品目・
1,200点)。
大阪市内では、「KINSHO住吉店」(大阪市住之江区)周辺で週1・2回、3ルートを1台で運行している。