【ニュース】 金沢美術工芸大学と三谷産業、アーティスト・イン・レジデンスプログラム「Artist in 金澤町家」で、最初の海外アーティストが今年11月より居住 石川県金沢市

2022.09.07
公立大学法人金沢美術工芸大学(石川県金沢市、山崎剛理事長)と三谷産業株式会社(石川県金沢市、三谷忠照社長)は、両者が共同で準備を進めてきたアーティスト・イン・レジデンスプログラム「Artist in 金澤町家」で、今年11月より最初の海外アーティストが居住し、創作活動を開始することを決定した。

「アーティスト・イン・レジデンス(A.I.R.)」とは、アーティストを一定期間、ある土地に招聘し、その土地の文化や環境の中でインスピレーションを受けながら創作活動を行ってもらう事業のこと。

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今回の同プログラムで最初に招聘するアーティストは、フランス人2名(ランドスケープアーキテクト、版画家)で、金澤町家に約2週間居住し、金沢の街並みや文化・歴史等からインスピレーションを得て創作活動に取り組み、活動を通じて新たな魅力を掘り起こし、国内外へ発信する。
またアーティストは、金沢美術工芸大学の学生と交流、学生には留学や海外活動に対する関心を高めてもらうという。

活動期間は2022年11月下旬から約2週間、 2022年12月中旬から約2週間。
それぞれの期間に各1名のアーティストが活動する。
滞在地は「Artist in 金澤町家」プログラムが提供する町家(金沢美術工芸大学周辺)。
対象アーティストは、在日フランス大使館が30年前から運営するアーティスト・イン・レジデンス施設「ヴィラ九条山」(京都市山科区)に滞在するフランス人アーティストの中から、アート作品の性質、金沢美術工芸大学の教員・学生や地域住民との交流の適性、近隣住民の安心などの観点を総合し、選出したという。