【ニュース】 JR東日本、日本初となるSuicaを活用したスマートホテル「ホテル B4T」の1号店を2023年1月にJR常磐線「いわき」駅前で開業 福島県いわき市
2022.09.07
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)は、東日本大震災で大きな被害を受け、2020年3月に全線開通を果した常磐線復興の第2ステージとして、JR常磐線「いわき」駅前(福島県いわき市)で、日本初となるSuicaを活用したスマートホテル「ホテル B4T」の1号店を2023年1月に開業する。
「ホテル B4T」では、手持ちの「Suica」「モバイルSuica」が客室キーになる「Suicaスマートロック」を採用するなど、デジタルネイティブ層に向け、モバイル端末上を含めた快適な顧客体験を提供。
合わせて、人手不足の課題を抱える地方で省人化運営を実現するとしている。
「ホテル B4T いわき」の所在地は福島県いわき市平字田町1、交通はJR常磐線「いわき」駅隣接。
開業日は2023年1月。
運営会社は仙台ターミナルビル株式会社。
客室数は227室(シングル113室・ツイン15室。デラックスツイン1室。ユニバーサル2室・キャビンタイプ96室)。
付帯施設は商業施設。
なお「ホテル B4T」の運営主体は、JR東日本グループ直営方式だけでなく、地方の地元企業をはじめとしたグループ外企業とのフランチャイズ方式での出店も検討。
効率的な運営形態により、少ない客室数(30室程度以上)でも出店が検討できるため、首都圏の中間駅や地方都市、狭小な立地などにも出店エリアを広げるほか、新規開発だけでなく、既存ホテルのリブランドや、他用途建物からのリニューアルなど、入居物件の選定も柔軟に行うという。