【ニュース】 小湊鐵道、2022年末に自社サイトを全面リニューアル、地域情報ポータルサイトの機能を付加・拡充し、鉄道会社のHPとしての機能も拡充 千葉県市原市
2022.08.22
小湊鐵道株式会社(千葉県市原市、石川晋平社長)は、2022年末に自社サイトの全面リニューアルを実施する。
合わせて、メインコンテンツのひとつ「地域参加型の沿線スポット情報コーナー」を一緒に盛り上げる記事の投稿者(地元企業・商店)を募集する。
同社では、「創業100年の里おこしベンチャー企業」という目標を掲げ、沿線の商店街や養老渓谷をはじめとする豊富な観光スポットと連携し、各種イベントによる集客活動、環境整備活動、自然回帰への取り組みとなる「逆開発」など、里おこしに向けたさまざまな活動を行っている。
今回はその一環として、多くの人が活用する同社のWebサイトに情報ポータルサイトとしての機能を付加・拡充。
沿線・周辺地域の魅力向上を目的としたサイトリニューアルを実施するとともに、地元の企業・商店に対し「沿線スポット情報」の投稿コーナーを無料で解放、様々なPR等で活用できる場を設けるという。
リニューアル後に搭載する沿線スポット情報には、同社が主体となって掲載するものとは別に、沿線の企業・商店が記事を投稿可能なコーナーを設け、店舗・企業の認知拡大、商品やイベントなどの
PR活動に活用できるようにする。
今後はこの施策を軸に、地域住民が活発に交流する場を目指し、里おこしを担う地域参加型のポータルサイトとしての展開を図るという。
企業・商店からの投稿公開には同社による承認が必要。
また、各企業・商店の紹介スペースに「オニオンCMS」を導入。
店舗TOP・ニュース&ブログ・商品メニュー・クーポン機能・MAP表示・写真など、数々の機能を盛り込んだ「オニオンCMS」を採用することで、店舗・企業から簡単に登録・再編集が可能となる。
スマートフォンからも記事の投稿・編集が可能。
これをオープンなプラットフォームとすることで、地域活性化の起爆剤となることを目指す。
その他、人気の高い季節ごとのイベントや、新しくオープンしたレストランといった旬な情報を記事としてまとめ、新着記事はTOPページ1stビュー内のバナーからすぐにアクセスできるページレイアウトとする。
さらに、路線内各駅の詳細な情報や時刻表、切符情報、ハイヤー・タクシー情報など、鉄道の利用者にとって有益なコンテンツも拡充、リアルタイムの運行状況や、沿線情報を確認可能なスマートフォンアプリも今後リリースする予定だという。