2022.08.16
解体工事の一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネ（名古屋市中村区、川口哲平代表）はこのほど、名取市（山田司郎市長）と空き家除却促進に係る連携協定を締結した。

同社が運営する「クラッソーネ」では、全国約1,600社の専門工事会社と施主をマッチング、これまでに累計約10万件以上の問い合わせ実績・累計約1万件以上の工事契約実績があるという。

一方、同市では、2022年に名取市空家等対策計画を策定、「実態調査」「適切な管理の促進」「予防・抑制の推進」「有効活用の促進」「連携・協働による実施体制づくり」の5つを基本理念に掲げ、取り組みを進めている。
しかし、近隣住民の迷惑となっている空き家は増加傾向にあり、空き家の除却（解体）が課題になっていたという。

両者は今後、連携協定の締結により、同市内の空き家所有者に対し、解体の概算参考価格を提示する「クラッソーネ」の解体費用シミュレーターを紹介。
空き家所有者や市民の空き家に関する相談に対応、解体工事の進め方に関する説明冊子（フライヤー）を配布するほか、空き家の解体に関する情報を共有するとしている。