【ニュース】 サッポロ不動産開発、サッポロファクトリー第4駐車場で再開発事業に着手、新たな働き方に対応するオフィスを中心とした複合型商業・オフィスビルを2024年8月に開業予定 北海道札幌市

2022.08.03
サッポロ不動産開発株式会社(東京都渋谷区、時松浩社長)は、サッポロファクトリー第4駐車場(札幌市中央区)として2022年5月まで利用していた区画の再開発事業に着手する。

同事業は、同社が札幌で手掛ける再開発事業としては、2017年のTDYショールーム(札幌市中央区、旧サッポロファクトリー第3駐車場区画)以来となるもの。
札幌市の「都心における開発誘導方針」に基づき、北海道新幹線の札幌延伸等による周辺環境の変化を捉え、新たな働き方に対応するオフィスを中心とした8階建ての複合型商業・オフィスビルを建設、2024年8月のグランドオープンを予定している。

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同再開発事業が所在し、各種再開発事業が進む「創成イーストエリア」は、歴史的な建造物を活かしたカフェやレストラン、アートシーンが集まる劇場や、ギャラリー、クリエイティブ色が強いオフィスが集まるエリアとして注目を集めている一画。
複数のマンション開発も進み、札幌市全体と比較し、20~40代の年齢層が多く、都心に近く便利な住環境として整備されつつあるという。
また、「札幌市都心まちづくり計画」の対象エリアにも位置付けられている。

同事業では、従来の形に捉われない働き方を実現するため「周辺エリアと創成イーストエリアのワーカーたちが交わるゲートウェイ」をコンセプトに事業を推進。
大きく変貌する札幌市中心部と、創成イーストエリアをつなぐ新たな拠点として、休日にはサッポロファクトリーと連動し、賑やかなイベントが開催できる屋外大型広場、天候に左右されず誰もが自由に利用できる屋内スペース、幅広い多目的通路と豊富な花と緑で寛ぎが生まれる歩行空間など、3つの特徴あるオープンスペースを設置し、地域の利便性向上と賑わいを創出することでエリアの活性化を目指すとしている。

「(仮称)サッポロ不動産開発株式会社 N4E4 ビル計画」の所在地(地番)は札幌市中央区北4条東4丁目1-1、1-34、1-35、
1-36。
敷地面積は4,506.81㎡、延床面積は1万4,335.82㎡。
構造・規模は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造、地上8階、地下1階建て。
用途は商業・オフィス。
建物竣工は2024年5月下旬(予定)、開業は2024年8月(予定)。