【ニュース】 立命館大学とJR西日本グループ、地域共生事業創出プログラム「広島フィールドプラクティス」を8月5日~7日に共同で実施、16人の学生が参加 広島県三原市
2022.08.01
立命館大学(京都市中京区、仲谷善雄学長)と株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、奥野誠社長)を中心としたJR西日本グループは、西日本エリアの活性化と関係人口の創出、地域でのビジネス創出の気運醸成と社会課題を解決する人材育成を目的として、広島・瀬戸内地域を舞台に、地域でのビジネスの役割とこれからの可能性を考える地域共生事業創出プログラム「広島フィールドプラクティス」を2022年8月5日~7日に共同で実施する。
同取り組みは、地域創生、地域共生のために、どのような価値を創造し、地域とともに成長することができるのかを、広島を拠点とするスタートアップ企業の瀬戸内醸造所株式会社(広島県三原市、太田祐也社長)・ナオライ株式会社(広島県呉市、三宅紘一郎代表)のケースを学び、ともに探るワークショップ。
同大学の16人の学生が、事前学習、現地フィールドワーク、事後学習を経て、地域創生に関わるビジネスアイデアを考える。
同大学は、2019年に社会起業家育成プログラム「RIMIX」を立ち上げ、2020年には「挑戦をもっと自由に」をビジョンとした中期経営計画「学園ビジョンR2030」を策定、2021年6月には起業・事業化推進室を設置し、積極的にビジネスを通じて社会課題を解決する人材の育成を進めてきた。
一方、JR西日本イノベーションズは、JR西日本グループとのシナジー創出が期待できるスタートアップ企業等と連携、西日本エリアの活性化や地域資源の磨き上げを通じ、誰もが訪れたくなる、住みたくなる沿線づくりに取り組んでいる。
今回の同企画は、地域共生企業として、これまでにも地元の自治体や事業者等と連携し、様々な事業創出に取り組んできたJR西日本広島支社地域共生室と共に、広島エリアでの新たな事業創出に関する学生への学びの場を提供することによって、広島エリアの関係人口創出や、地域での新たな事業立上げの活性化を目指し、地域共生事業の新たな産学連携の試みとして、取り組むもの。
同企画を通じ、地域創生や地域共生に関わる起業・新規事業、持続可能な社会を実現できる人材が生まれると共に、西日本エリアがさらに活性化されることを期待しているという。