【ニュース】 豊岡商工会議所と豊岡鞄協会、但馬三大祭りの一つ「柳まつり」を8月1日に3年ぶりに開催 兵庫県豊岡市

2022.07.22
豊岡商工会議所(兵庫県豊岡市、岡本慎二会頭)と一般社団法人豊岡鞄協会(兵庫県豊岡市、衣川英生会長)は、但馬三大祭りの一つとして数えられる「柳まつり」を2022年8月1日に3年ぶりに開催する。

「柳まつり」は、1935年(昭和10年)から続く、「かばんの神様」として知られる柳の宮神社の例大祭。
「柳の宮」神社は、豊岡で「柳のかご」の作り方を広めた5人の男性の神様と、3人の女性の神様を祀っている。
1935年、小田井縣(おだいあがた)神社内に同神社が再建されたことを機に、京都の祇園祭りや大阪の天神祭りを参考に「柳まつり」を開催、80年以上続く、夏の風物詩として定着しているという。

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2020年・2021年は、関係者のみで神事のみ行っていたが、今年は3年ぶりにみこし巡行などを実施。
柳の宮での例大祭に始まり、みこしの巡行や稚児行列、豊岡おどりを披露する。
また、豊岡鞄協会では、豊岡市役所西側で「かばんノミの市」を同日に実施するという。

豊岡鞄は「豊岡で育まれ、ものづくりの長い歴史と、職人の技術が生んだ、優れた鞄を消費者に安心して使っていただく」というコンセプトのもと、特許庁から2006年に認定を受けた地域ブランド。
同市で作られたかばんの中でも、兵庫県鞄工業組合に属し、組合が定めた基準を満たす認定企業によって生産され、さらに審査に合格した製品のみを「豊岡鞄」と認定している。

「柳まつり」の開催日時は2022年8月1日の16時~21時30分。
当日のスケジュールは、16時~16時50分が柳の宮例大祭(柳の宮神社)、16時50分~17時50分がみこしの巡行・稚児行列(柳の宮神社~豊岡駅前)、18時~18時40分がみこしの巡行(豊岡駅前~柳の宮神社)、18時30分~19時30分が豊岡おどり子共連(駅通り)、20時~21時30分が豊岡おどり大人連(駅通り)。

周辺イベントは、かばんノミの市(市役所西側歩行者天国、12時~21時)、青年部フェスティバル(豊岡市生涯学習サロン屋外交流広場、17時~21時15分)、柳の夜市(豊岡まちなかステーション、16時~21時)など。