【ニュース】 南海電気鉄道など、高野山エリアと加太エリアでシェアモビリティサービス「NK PEDAL」を8月1日より開始 和歌山県高野町
2022.07.21
南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、遠北光彦社長)は、観光地での二次交通整備による来訪者の利便性向上と移動範囲の拡大を目的に、沿線の主要観光地となっている高野山エリアと加太エリアで、シェアモビリティサービス「NK PEDAL(エヌケーペダル)
」を2022年8月1日より開始する。
同社では、中期経営計画「共創140計画」での具体的な戦略打ち手として、「新たなサービス-総合モビリティ事業への進化」「ツーリズム関連事業の強化」を掲げており、今回の同取り組みはその第一弾となるもの。
OpenStreet株式会社(東京都港区、工藤智彰社長)が全国展開する「HELLO CYCLING」のシェアサイクルプラットフォームを活用し、「高野山」駅前(和歌山県高野町)と「加太」駅前(和歌山県和歌山市)にシェアモビリティの貸出ステーションを設置し、新たな移動手段を提供する。
提供する自転車には、スポーツタイプと軽快車タイプの2種類を用意。
スポーツタイプでは、「2020東京オリンピック」のケイリン競技で使用された先導車の技術を活用した、パナソニックサイクルテック製電動アシスト自転車「XU1」を、シェアサイクル事業としては全国で初めて導入する。
軽快車タイプは、ヤマハ発動機製電動アシスト自転車「PAS(ナチュラXLデラックス HELLO CYCLING仕様車)」。
サービス開始日は2022年8月1日。
貸出ステーション設置場所と車種・台数は、「高野山」駅前が
XU1:6台、「加太」駅前がXU1:4台、PAS:16台(8月1日現在の設置予定で、車種・台数は変更する場合あり)。
冬季期間は「高野山」駅前のステーションは別エリアに移設予定。
利用方法は、利用前に「HELLO CYCLING」のアプリをダウンロードし、会員登録の上、アプリ上で自転車の利用や返却の予約、利用料金の支払いを行う形となる。
利用料金(税込)は、「XU1」が利用開始30分まで300円・以降
15分毎に150円・12時間2,000円、「PAS」が利用開始30分まで130円・以降15分毎に100円・12時間1,800円。
南海電気鉄道が事業運営、OpenStreetがプラットフォーム運営。