2022.07.20
志摩市（橋爪政吉市長）・一般社団法人志摩市観光協会（三重県志摩市、西尾新会長）・近畿日本鉄道株式会社（大阪市天王寺区、都司尚社長）の3者は、伊勢志摩地域の活性化を図るため、観光列車「つどい」を活用した「海女さん列車」を、2022年8月20日～9月25日の期間中、計8日間運行する。
同市の「鉄道利用促進事業負担金」助成事業。

「海女さん列車」では、観光列車「つどい」の車内に志摩の海女小屋の象徴「いろり」の模型を設置するほか、志摩の海岸などの風景写真や資料を展示。
現役の海女さんが乗車し、志摩の魅力や海女の仕事についての語らいや、記念写真の撮影など、海女さんとふれあう時間を過ごせるとしている。

おもてなしイベントでは、「あおさ汁」のふるまいや海女着体験、クイズ、抽選会などを実施。
また、バーカウンターでは「真珠貝柱オリーブオイル漬け」など、志摩の特産品を同観光協会が販売する。
なお、観光列車「つどい」は、2013年10月5日～2017年8月27日の期間、「賢島」駅～「伊勢市」駅間で定期運行していたが、今回は5年ぶりに同区間での復活運行になるという。

「海女さん列車」の運行日は2022年8月20日・27日、9月17日・18日・19日・23日・24日・25日。
運行区間は「賢島」駅～「伊勢市」駅間、1日2往復。
定員は1列車につき60名、観光列車料金は大人510円・こども260円、乗車区間を問わず同一の料金、別途乗車区間に応じた乗車券が必要。
発売駅は近鉄主要駅（特急券発売駅の窓口）。