【ニュース】 豊生ケアサービス、淡路島初となる、デリカテッセンと福祉を掛け合わせた複合施設「SHIMA DELI~DELICA&DELIVERY~」を2023年2月にオープン 兵庫県淡路市
2022.07.15
淡路島を拠点に介護・福祉事業などを手掛ける有限会社豊生ケアサービス(兵庫県洲本市、原田高行代表)は、淡路島初となる、デリカテッセンと福祉を掛け合わせた複合施設「SHIMA DELI
~DELICA&DELIVERY~」(兵庫県淡路市)を2023年2月にオープンする。
同施設では、地元淡路島で採れた野菜や魚などの豊かな食材をふんだんに使用したサラダや惣菜を販売する淡路島初の「デリカテッセン」をはじめ、専属の栄養士が立てた献立によるデリバリーサービスを提供。
併せて、障がい者を活用することで新たな雇用を生み出すための施策として就労継続支援B型事業所「ふくまろ給食室」も展開する。
さらに、弁当のデリバリーサービスを1人暮らし高齢者の見守りサービスとしても機能させるという。
今回の同事業は、これまで運営してきた有料老人ホームや通所介護事業の厨房業務や、グループ会社での飲食事業のノウハウを活かし、ワンストップで高齢者・障がい者の生活全般を包括的にカバーしてきた同社だからできる新たな取り組みだという。
淡路島の高齢者人口比率は37.5%(令和2年2月調べ)と非常に高い水準で、日本の20年先を行く高齢化先進地域と言われており、特に労働人口の減少が大きな課題となっている。
淡路島産の食材を使用した豊富なメニューをラインナップするデリカテッセン「SHIMA DELI~DELICA&DELIVERY~」では、唐揚げやフライもの、焼き魚をはじめ、地元農家の野菜をふんだんに使用したバラエティ豊かなサラダ、グループ会社が運営するカレー店「るつぼやカレー」も提供。
専属の栄養士を雇用し、タンパク質含有量を多めに設定、体作りに特化した「ボディメイク弁当」や、カロリーと糖質を抑えた美容弁当「ダイエット弁当」など、購入者の理想に近づくサポートを行う献立を提案するほか、1人暮らし高齢者の見守りサービスとしても機能する配食サービスを展開する。
就労継続支援B型事業所として運営する「ふくまろ給食室」では、デリカテッセンやデリバリーサービスで発生する調理や盛り付けの業務フローを細分化し、障がい者のチカラを活用することで新たな雇用を生み出すという。
デリカテッセン&配食サービス部分「SHIMA DELI~DELICA&
DELIVERY~」と就労継続支援B型事業部分「ふくまろ給食室」の所在地は兵庫県淡路市志筑3020。
施設面積は290㎡。