2022.07.08
菓子類の製造・販売を手掛ける株式会社サロンドロワイヤル（大阪市東住吉区、前内眞智子代表）は、2022年7月16日にオープンする「陸前高田市ピーカンナッツ産業振興施設」（岩手県陸前高田市）内で、東北エリア最大店舗「サロンドロワイヤル タカタ本店」を開業する。

同取り組みは、陸前高田の復興と地方創生を目的に、陸前高田市と東京大学が産学官連携で推進する「ピーカンナッツプロジェクト」の一環。
ピーカンナッツは、北米原産のクルミ科落葉樹の実で、アンチエイジング効果や認知症の人の介護負担の軽減が期待される作物。
「陸前高田市ピーカンナッツ産業振興施設」は、収益性も高いピーカンナッツの産業化と国内普及を目指し、誕生した施設だという。

同社は、東北地方では仙台に2店舗、盛岡に1店舗を構えており、今回オープンする同店は、ピーカンナッツの加工工場も併設した、東北エリア最大の店舗。
店内では、「ピーカンナッツが創る、あたらしい暮らし。陸前高田とともに。」をテーマに、様々な商品を陳列、販売商品のパッケージでも陸前高田の魅力を伝えるという。

なお、同施設内には、プロの設備が整ったキッチンスタジオを併設、ピーカンナッツ食文化研究会によるピーカンナッツレシピ研究や、同社が主催する「ピーカンナッツレシピコンテスト」の会場としての利用も計画している。
さらに40名を収容できる舞台付き多目的ホールも店舗に併設、展覧会やミニ音楽会、料理教室など、多彩なイベント会場としても期待が寄せられているという。