【ニュース】 サムティと刀、「ネスタリゾート神戸」の経営を継承、「大自然の冒険テーマパーク」としてのブランドを強化 兵庫県三木市

2022.07.06
サムティ株式会社(大阪市淀川区、小川靖展社長)と株式会社刀(大阪市西区、森岡毅代表)は、2022年7月より、「ネスタリゾート神戸」(兵庫県三木市)の経営を継承する。

「ネスタリゾート神戸」は、年金保養施設「グリーンピア三木」が経営破綻した後、地域の活性化につなげたいという強い想いを持つ前オーナーにより引き継がれ、2016年にオープン。
刀は、2018年より同施設のマーケティング支援を開始し、「大自然の冒険テーマパーク」としてのリブランディングを推進してきたという。
両社は今後、「大自然の冒険テーマパーク」としてのブランドを強化し、一層発展させることで、兵庫県・関西圏の地域活性化に貢献するとしている。

サムティは1982年に大阪で創業し、現在では大阪と東京の二本社体制で、国内の主要都市を投資対象とした不動産開発・売買・物件管理・REIT等のファンド運用や海外事業等を手掛けている。
自社グループ内のホテルマネジメント機能と、ラグジュアリーホテルに強みを持つ関連会社等のリソースを活用し、様々なホテルへの投資・運用も手掛けているという。

刀は、破綻した旧グリーンピア三木を1年でV字回復させ、2020年12月期には初の営業利益(償却前)黒字化も達成。
「西武園ゆうえんち」のリニューアルオープンも手掛けた他、一度断念した沖縄テーマパーク構想にも再び着手、今年3月17日には沖縄県と「沖縄のブランド強化に関する連携協定」を締結し、沖縄県のブランドアドバイザーとして沖縄全体のブランド価値の向上に努めているという。

同施設では今後、体験価値の向上、阪神甲子園球場約60個分に及ぶ広大な土地に広がる大自然の有効活用、テーマパーク運営経験を活かしたゲストサービスの強化、マーケティング力のある組織づくり、インバウンド導線の誘引と強化、次世代マーケターとテーマパーク運営のプロフェッショナル人材の育成などを通じ、地方創生の課題を解決する1つのモデルケースを目指す。