【ニュース】 びわ湖の素DMO、米原市内の飲食店舗と連携したかき氷キャンペーン「雪舞う米原 かき氷トリップ」を7月1日~9月30日に初開催 滋賀県米原市

2022.07.01
米原市の観光地域づくりを行う一般社団法人びわ湖の素DMO(滋賀県米原市、草野丈太代表理事)は、同市内の飲食店舗と連携したかき氷キャンペーン「雪舞う米原 かき氷トリップ」を2022年7月1日~9月30日に初開催、かき氷を通じた観光誘客に取り組む。

同市は、250を超える湧水に恵まれ、全国的にも珍しく、名水百選に選ばれた名水が2か所ある「名水のまち」。
米原の冬に降り積もる雪は、伊吹山・霊仙山などの山々の恵みを蓄えながら、やがて姉川・天野川となり、びわ湖に注いでいる。

同キャンペーンでは、びわ湖の最初のひとしずくとなる奥伊吹の「雪山水」を製氷し、市内店舗で個性あるかき氷として商品化。
かき氷提供店舗を巡るスタンプラリーやフォトコンテストの開催などを通じ、かき氷を通じた食のまちおこしを展開するという。

07011200

かき氷で使用する水「奥伊吹の雪山水」は、奥伊吹の雪山を水源とする水を命名したもの。
同キャンペーンでは、この水を使用した氷を参加全店舗が共通して使用する。
市内の多くの山が石灰岩に覆われ、水の硬度が高い中、奥伊吹地域は、花崗岩に覆われていることもあり、硬度12度と特に高度が低い「軟水」で、一般的には軟水の方がかき氷に適しているといわれていることもあり、今回のキャンペーンで使用するという。

同市に降る「雪」は、びわ湖の素となる「水」や毎年多くの人が訪れるスキー場など、同市の暮らしや経済に大きな恵みをもたらしてきた。
一方で同市は、東海道新幹線区間内でも屈指の豪雪地帯であり、積雪状況によっては新幹線や在来線が遅延・運休となるなど、同市の雪に対しては一定のネガティブなイメージもあるという。
同キャンペーンでは雪山の恵みを、夏のかき氷の氷雪が舞う姿に重ね合わせながら、個性あるかき氷として提供することで、雪や同市のネガティブイメージの改善も図るとしている。

「雪舞う米原 かき氷トリップ」の開催期間は2022年7月1日~9月30日。
参加店舗は市内10店舗。
参加店舗やスタンプラリーやフォトコンテストの詳細については「雪舞う米原 かき氷トリップ」公式ホームページを要参照。