【ニュース】 パナソニック 空質空調社、非住宅空間での空気質の課題解決に特化した空質空調ソリューションの実験施設「AIR HUB TOKYO」を東京・日本橋に開設 東京都中央区
2022.05.26
パナソニック株式会社 空質空調社(東京都皆地区、道浦正治社長)は、同社初となる、非住宅空間での空気質の課題解決に特化した空質空調ソリューションの実験施設「AIR HUB TOKYO(エアハブトーキョー)」を2022年6月1日、東京・日本橋に開設する。
同施設には、空質7要素(温度・湿度・清浄度・気流・除菌・脱臭・香り)を最適に制御した最新のコンセプトモデルを設置。
ユーザーの体験を通じ、デザイン起点でのソリューション開発を推進するという。
近年、新たな生活様式が定着する中で、公共空間や商業施設などの非住宅空間では、従来の温度管理に加え、湿度・清浄性といった空気質の向上が求められているという。
また、不動産オーナーや施工業者など、同社のビジネスパートナーにとっては、こうした空質空調機器の機能に加え、施工性やメンテナンス性なども重要だとしている。
同社は、これまで住宅空間で培ってきた技術や商品の強みを生かし、非住宅空間向けに、空質・空調機能を連携させた機器と、ソフトウェア、それらのメンテナンスやサービスまでを含めたソリューションを強化。
「AIR HUB TOKYO」では、ユーザーが実際に体験しながら同社と共創することで、デザインを起点とした顧客ニーズに寄り添うソリューション開発の拠点を目指す。
同施設は、スケルトン天井などの自由に設計できる空間に、最新の業務用空質空調連携システムや提案前のプロトタイプを期間限定で設置。
ユーザーに体感してもらいながら、ニーズを把握し、事業性を検証する。
プロトタイプ第1弾では、空質7要素を最適に制御した空間ソリューション「Reboot Space(リブート・スペース)」のコンセプトモデルを設置。
また、目に見えない空気に対し、心地よさの数値化や表現方法の開発と検証も行うとしている。
「AIR HUB TOKYO(エアハブトーキョー)」の所在地は東京都中央区日本橋本町1-9-13 B1F。
施設面積は約150㎡。