【ニュース】 町田市未来づくり研究所、「アフターコロナ」での郊外都市に求められる都市機能・公共サービスなどについて調査研究を実施 東京都町田市
2022.05.12
町田市未来づくり研究所(町田市企画政策課内、市川宏雄所長)は、新型コロナウイルス感染症をきっかけとして加速度的に変化した状況を調査・分析し、いわゆる「アフターコロナ」での郊外都市に求められる都市機能・公共サービスなどについて調査研究を行う。
同研究所は昨年度、2050年の未来の町田市の姿を描いた「町田市未来シナリオ」を策定。
同調査研究は、「町田市未来シナリオ」での研究成果を踏まえた上で、アフターコロナ時代の郊外都市に求められている機能を把握し、今後取り組むべき施策の方向性を市に提言することを目的に実施するもの。
調査結果については、市民をはじめ、関係する市内外の事業者との連携によるまちづくりの参考資料とするため、定期的に情報発信していく予定としている。
同取り組みでは、同市への転入者に対するアンケートのほか、既往統計等の分析により、同市の環境分析を実施。
また、新型コロナウイルス感染症によって人々の働き方、暮らし方がどのように変化したか等、生活に関する情報収集・整理・分析を行うほか、有識者へのヒアリング調査も計画している。
その後、調査結果を踏まえ、新型コロナウイルス感染症拡大前後のトレンドが一過性のものか、継続性・発展性が見込まれるかを検討し、同市が発展するために求められる、概ね2030年までに実現を目指す施策の方向性を作成。
研究成果は、報告書と概要版に取りまとめるほか、年度末には研究発表会として講演会の開催を計画しているという。