【ニュース】 阪急阪神不動産、「(仮称)品川区東品川1丁目計画」を着工、シナネンホールディングス新本社ビルと分譲マンション「ジオ」を同一敷地内で一体開発 東京都品川区

2022.05.02
阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)は5月2日、シナネンホールディングス株式会社(東京都港区、山﨑正毅社長)の新本社ビルと阪急阪神不動産の分譲マンション「ジオ」を同一敷地内で一体開発する事業「(仮称)品川区東品川1丁目計画」(東京都品川区)を着手する。

同事業では、シナネンホールディングス創業地の敷地一帯(同計画地)を阪急阪神不動産が取得し、同計画地に建設する新本社ビルの建設資金と土地代金を相殺する「等価交換方式」を採用。
また、一団地認定を取得した上で、同一敷地内に新本社ビルと分譲マンションの2棟を建設、各棟の独立性を確保することで、セキュリティやプライバシー性を向上させるなど、長期間利用される各棟の資産価値の維持・向上を企図した計画としている。
一団地認定とは、一団地建築物設計制度(建築基準法第86条1項)により、特例的に複数建築物を同一敷地内にあるものとみなして建築規制を適用する制度。

05021100

同計画地周辺は、東京都港湾局により、水辺の魅力向上や観光振興に資するため、地元住民が主体となった取組みを推進すべき地区として「運河ルネサンス推進区域」に指定されている。
運河ルネサンス推進区域の方針には、護岸や周辺建築物などの緑化、遊歩道の整備、水質浄化、良質な水辺環境を創出すること等が掲げられており、同事業では、天王洲運河と同計画地との間の遊歩道に位置する、品川区所有の植栽帯も合わせて本体工事と一体で改修する予定としている。

同事業「(仮称)品川区東品川1丁目計画」の所在地は東京都品川区東品川1丁目296番1、296番4(地番)、交通はりんかい線「天王洲アイル」駅より徒歩7分、東京モノレール線「天王洲アイル」駅より徒歩8分、京急本線「新馬場」駅より徒歩10分。
敷地面積は2,821.33㎡(公簿面積)。

事務所棟(新本社ビル)の延床面積は3,311.23㎡。
規模は地上6階建。
竣工・引渡年月は2024年5月(予定)。

住宅棟(分譲マンション「ジオ」)の延床面積は1万337.75㎡。
規模は地上15階建、総戸数は全135戸。
竣工・引渡年月は2024年7月(予定)。