【ニュース】 高梁市、旧吹屋小学校で保存修理工事を完了し4月21日より一般公開、XRを使用し日本遺産の魅力を体験できるコーナーなどを設置 岡山県高梁市
2022.04.20
高梁市(近藤隆則市長)は、岡山県指定需要文化財の旧吹屋小学校で、7年にわたって行われた保存修理工事を2022年3月末に完了、4月21日より一般公開する。
ベンガラと銅の町・備中吹屋にたたずむ旧吹屋小学校は、明治33(1900)年に東西校舎、明治42(1909)年に本館が完成し、平成24(2012)年の閉校まで、国内最古の現役木造として使用されてきた。
平成15年(2003)年には、明治時代後期を代表する擬洋風の学校建築として、岡山県の重要文化財に指定されている。
校舎内には、明治時代の懐かしい教室を再現したコーナーや、XRを使用し、日本遺産の魅力を体験できるコーナーなどを設置。
特殊メガネをかけると、3Dの映像などがメガネの視界の中に広がり、吉岡銅山跡の様子を再現したCG映像を360度見ることができるほか、仮想の鍵盤を弾くと百年オルガンの音色を奏でることもできるという。
「旧吹屋小学校」の所在地は岡山県高梁市成羽町吹屋1290-1。
開館時間は10時~16時(12月29日~1月3日を除く)。
入館料は大人500円、小・中学生250円、幼児無料、XR体験料は1,000円。