【ニュース】 隠岐ジオパーク推進機構と隠岐諸島の4自治体・JTB、地域活性化に向けた包括連携協定を締結 島根県隠岐の島町

2022.04.14
島根県隠岐郡の地域連携DMOである一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構(島根県隠岐の島町、池田高世偉代表理事)、構成町村4自治体の海士町(大江和彦町長)・西ノ島町(升谷健町長)・知夫村(平木伴佳村長)・隠岐の島町(池田高世偉町長)、株式会社
JTB(東京都品川区、山北栄二郎社長)の6者は、隠岐諸島の地方創生と観光を通じた地域活性化に寄与することを目的とした包括連携協定を4月14日に締結する。

約600万年前の火山活動により形成された隠岐諸島は、島根半島の北方、40〜80kmの日本海に浮かぶ4つの有人島と、約180の小島で構成する諸島。
国賀海岸や白島海岸などに代表される雄大で美しい自然景観を有し、1年を通じて積極的に観光促進に取り組んでいる。

6者は今回の包括連携協定により、隠岐諸島の魅力の発掘・発信を通じ、地域の交流人口・関係人口拡大による域内経済の活性化を図るとともに、イノベーションの共創を通じ、地方創生につながる取り組みを進めるとしている。
具体的には、ジオパークを活用した観光の振興と他産業への波及、人材育成、地域資源の保護と活用の好循環を生み出すことを目指す。

JTBは、同社ならではのソリューションの提供による社会課題の解決を目指す中で、2006年より地域交流分野での取り組みを進めてきた。

一方隠岐諸島は、4町村連携による観光振興を模索し、計画策定を進めており、2021年11月に一般社団法人隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会が同地域での観光地域づくり法人(日本版DMO)の正式法人として承認され、2022年4月1日に隠岐観光協会と合併し一般社団法人隠岐ジオパーク推進機構が発足している。