【ニュース】 近鉄グループホールディングス、空飛ぶクルマの機体メーカー「SkyDrive」に出資、2025年の大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」の実現を目指す 大阪府大阪市

2022.04.08
近鉄グループホールディングス株式会社(大阪市天王寺区、小倉敏秀社長)は、株式会社SkyDrive(愛知県豊田市、福澤知浩代表)への出資を決定した。

SkyDriveは、空飛ぶクルマの機体メーカーとして、日常の移動に空を活用することを目指し、2020年11月より大阪府が設立したラウンドテーブルの構成員として参加、2021年9月には大阪府・大阪市と「空飛ぶクルマ」実現に向けた連携協定を締結している。
両社はこれまで、共同での実証実験の実施などの取り組みを実施してきたが、「空飛ぶクルマ」の実現に向けた検討を加速するため、今回の出資決定に至ったとしている。

また両社は、大阪エリアや伊勢志摩エリアなど近鉄の鉄道沿線地域やレジャー施設等を中心に、市場性調査やビジネスモデルなど、事業の成立可能性を検討する連携協定の締結も協議中だという。

今後、近鉄グループでは、SkyDriveをはじめとする様々な機体メーカーや、関連する技術や知見を持つ企業と協業し、2025年の大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」の実現を目指すとしている。