【ニュース】 海の中道パーク・ツーリズム共同事業体、「海の中道海浜公園」内で「パーク・ツーリズム」をテーマにした滞在型レクリエーション拠点を3月15日に開業 福岡県福岡市
2022.01.28
海の中道パーク・ツーリズム共同事業体を構成する三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)、積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)、一般財団法人公園財団(東京都文京区、蓑茂壽太郎理事長)、株式会社オープン・エー(東京都中央区、馬場正尊代表)は、広大な国営公園「海の中道海浜公園」(福岡市東区)内の「光と風の広場」で、「パーク・ツーリズム」をテーマにした滞在型レクリエーション拠点を2022年3月15日に開業する(今後の新型コロナ感染状況に応じて開業日が変更となる可能性あり)。
同事業は、国土交通省九州地方整備局がPark-PFIを活用して公募した「海の中道海浜公園官民連携推進事業」の共同事業体として民間企業4者が選定され、整備を進めてきたもの。
Park-PFI事業による国営公園の開業は、同件が日本初となる予定。
事業期間は20年間。
今回開業する滞在型レクリエーション拠点では、自然を満喫できる宿泊施設や、九州の食の魅力に出逢えるレストラン、九州最大級の規模を誇るアスレチックタワーなどの常設施設を基盤に、海浜部を活用したカヌーやサップ、ホーストレッキングなど多様なアクティビティを組み合わせて展開。
「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」体験を提供する。
宿泊施設では、球体テント(13棟)等の客室を整備。
最大直径約6mの球体テントは、夜に発光し、幻想的な風景を作る。
他にも、ヴィラ棟(1棟)、アウトドアリビング(12棟)、シーサイドキャビン(3棟)など様々なタイプの宿泊施設を整備するという。
レストランは、既存のサイクリングセンターをリノベーションし、レストランとして営業。
福岡をはじめとした九州産の多様な食材や素材、その生産者に光を当てることで、訪れた人々が地元の食材や各地域の魅力に出逢い、体験できる場を提供する。
アスレチックタワー(シー・ドラグーン)は、ドイツ製で高さ約
17m(3層)と九州最大級の規模を誇り、自然に調和したデザインとした。
博多湾を一望できる立地を生かし、子どもから大人まで楽しめる体験を提供する。
また、玄界灘海浜部にみられる白砂青松と青い海、志賀島方面につづく細長い地形が特徴的な「海の中道」を堪能できるホーストレッキングも提供するという。
「海の中道海浜公園」の所在地は福岡市東区西戸崎18-25、交通はJR香椎線「海ノ中道」駅(公園内徒歩15分)。
公園開園面積は約350ha。
開園は1981年10月。