【ニュース】 由布院地区におけるMaaS実証実験実行委員会、由布院エリアを拠点としたMaaS実証実験を2月1日より開始 大分県由布市
2022.01.27
JR九州や亀の井バスなどで構成する「由布院地区におけるMaaS実証実験実行委員会」(大分県由布市、会長:桑野和泉一般社団法人由布市まちづくり観光局代表理事)は、由布院エリアを拠点としたMaaS実証実験を2022年2月1日より開始する。
同事業では、トヨタファイナンシャルサービスが開発・提供するマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」を使用し、多様な交通モードによるシームレスな交通サービスの実現や、商業・観光・宿泊施設などと連携した回遊性の向上に取り組む。
九州を代表する観光地となっている由布院エリアを拠点に、観光で訪れる人々の利便性向上を目指す。
具体的には、「my route」を導入し、あらゆる移動手段(航空機・鉄道・バス・タクシー・徒歩など)をつないで目的地までの最適な経路を提案(タクシーの連携については順次実施予定)。
「my route」アプリにより、ルート検索から一部交通サービスの予約・決済までをアプリ内で行うことができるようにする。
また、「my route」内では、経路検索機能だけでなく、由布院エリアの観光情報や見どころ、イベント情報、店舗や観光施設など、同アプリサービス利用者限定の耳より情報も提供。
地元を良く知る実行委員会メンバーが書いた特集記事で、由布院の楽しみ方・過ごし方など「地元ならでは」の情報も伝えるという。
なお、JR九州と亀の井バスが連携し、交通乗車券と対象エリアの観光施設・店舗等で使用可能な特典クーポンがセットになった「ゆふいん 1day レール&バスチケット」を「my route」内で販売。
さらに亀の井バスが発売中の城島高原パークの入園料がセットになった「エンジョイきっぷ」を「my route」でも販売する。