【ニュース】 近畿日本ツーリスト東大阪店、「新業態店舗」として移転リニューアルオープン、旅行事業だけでなくプリンティング事業やデジタルコンテンツ事業なども展開 大阪府東大阪市
2022.01.18
KNT-CTホールディングス株式会社(東京都新宿区、米田昭正社長)傘下の近畿日本ツーリスト株式会社(東京都新宿区、髙浦雅彦社長)東大阪店は、これまでにない「新業態店舗」として近鉄大阪線・奈良線「布施」駅改札前(大阪府東大阪市)に移転、1月18日にリニューアルオープンする。
同店では、同じく傘下の株式会社KNTビジネスクリエイト(東京都新宿区、浅妻勇社長)が旅行の枠にとらわれず、旅行パンフレット作成のノウハウを生かしたプリンティング事業やデジタルコンテンツ活用事業など、新たに開始した事業を紹介、体験できる場としても展開する。
また、東大阪という「ものづくり」が盛んな土地柄を生かした地元企業とのコラボレーションや、周辺に多くの私立大学が立地するという地域性を生かした展開など、旅行以外にも地元に密着し、貢献できるよう、様々なコミュニケーションを提供する場を目指すという。
新店舗では、これまでの接客スタイルを見直し、ゆっくりと相談を希望する来店客には、カウンター越しではなく、ソファーボックス席を案内。
急ぎの来店客には、専用カウンターでスピーディな対応を行う。
プリンティング事業では、必要なパンフレットや資料をその場で必要な分だけ「オンデマンド」でプリント(オープン時は一部資料とパンフレットに限定)。
抗菌・抗ウィルス素材の名刺やカード、耐水紙、サステナブル素材などを紹介する。
トートバッグやTシャツなどに、旅行先での写真などを印刷することも可能だという。
デジタルコンテンツ活用事業では、特定の物体を撮影・データ化し、空中にホログラムのように映し出す技術「空中結像ディスプレイ」などを案内。
旅のグルメとしても人気の「伊勢海老」のようなアイテムを、専用機器によってホログラムとして空中に投影、立体的に目の前に存在しているかのような体験を得られるサービスを紹介する。
また、地元企業のコクヨ株式会社(大阪市東成区、黒田英邦社長)の協力のもと、商品を展示。
健康増進が「旅行需要」喚起にもつながることから、特に健康や旅行、ワーケーションやブレジャーなどと親和性の高い商品を展示し、実際に体験してもらうという。
さらに、KNT-CTホールディングスが2019年5月1日に近畿大学(大阪府東大阪市、細井美彦学長)と締結した包括連携協定に基づき、同大学の産学連携成果をPRする学外拠点としても同店舗スペースを活用するとしている。