【ニュース】 東急不動産など、学生レジデンス「キャンパスヴィレッジ」で近畿大学と産学連携、学生目線での魅力向上プロジェクトなど産学連携共同研究を実施 大阪府東大阪市
2022.01.12
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)と近畿大学(大阪府東大阪市、細井美彦学長)は、2022年開業予定の学生向け賃貸物件「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」(大阪府東大阪市)で、「学生目線の販促活動および入居者同士の交流創出の仕組み作り」という2つのテーマに関し、産学連携共同研究を実施した。
同取り組みは、近畿大学経営学部経営学科教授・布施匡章ゼミが参画、学生目線での入居者の販促活動、入居後の学生間のコミュニケーション作りの支援を行うことで、ユーザーである学生から見た同物件の魅力を向上させることが狙い。
同共同研究を行うことで、東急不動産と同物件の管理運営を担う株式会社学生情報センター(京都市下京区、吉浦勝博社長)は、近畿大学の学生がメインターゲットとなる同物件で、近畿大学の学生ならではの視点を取り入れ、同物件ならびに他の学生レジデンスにおける更なる品質向上を図るとしている。
一方、近畿大学では、実学として企業が持つ様々な課題を理解し、課題解決へ向けた対応策を検討する機会が学生に生まれるほか、検討した販売促進策・交流促進策を実際の物件で実行することで、学生の社会実践力を養うとしている。
共同研究では、近畿大学・布施ゼミの学生34人が、東急不動産および同物件の管理運営を行う学生情報センターが抱える課題の解決策を考えて提案、販促活動については企業への企画提案から実施まで、学生が主体となって行なった。
「学生による学生目線の販促活動」では、同物件の更なる認知向上や、デジタルを活用した広告展開の強化という課題に対し、学生主体で販促策を立案・検討し、実施。
「入居者同士の交流を生み出す仕組み作り」では、入居者に、大学入学から卒業までの間長く住み続けてもらえる快適な住まいづくりの実践という課題に対し、学生が入居者同士の自発的かつ持続的な交流を生み出す仕組みを考え、東急不動産と学生情報センターへ提案した。
昨年内に4回にわたりワークショップを開催し、各テーマにおける施策に関し議論を重ね、検討を進めてきたという。
「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」の所在地は大阪府東大阪市友井五丁目506番1(地番)、交通は近鉄大阪線「弥刀」駅より徒歩12分、近畿大学までは徒歩9分。
総戸数は251室。