2022.01.11
松本市観光プロモーション課は、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった同市の冬の風物詩「氷彫フェスティバル」を、2022年1月21日～23日に開催する。

今年は、新型コロナウイルス感染症対策として会場を分散、市街地の至る所に氷彫が出現し、氷彫制作の実演も実施。
力を使う大胆さとセンス・技量を要する繊細さの両方が求められる氷彫制作は、年々氷彫師が少なくなっているという。
期間中は、その貴重なパフォーマンスと作品を観ることができる。

市街地中心部にある花時計公園では、1月21日に若手氷彫師達の登竜門となる全国氷彫コンクールプレイベントを実施。
氷彫制作歴がおおむね5年未満の若手選手のみが参加できるコンクールで、今年は5チームが参加し、作品完成後、指導者による講評が行われる。

1月22日・23日には、メインイベントとなる国内14チーム・総勢28名による全国氷彫コンクールチャンピオンシップを実施。
全国からトップレベルの氷彫師が松本城へ集結し、1月22日の夕方から制作を開始、夜を徹して作業し、1月23日の明け方に完成する氷彫作品は、松本城と北アルプスを背景に朝日に輝くという。

氷彫刻作品の特別展示では、松本駅前広場（1月20日16時～）・松本城大手門枡形跡広場（1月21日15時～）で氷彫刻を展示。
1月22日には、市内3か所（14時～千歳橋・蔵シック館、12時～てまり時計前）で、氷彫制作の実演パフォーマンスを行う。
また、松本城公園では実際に滑ることができる氷のすべり台を製作する（1月22日・23日）。

さらに、「松本市イルミネーション2021－2022」とのコラボレーションも実施、氷彫フェスティバル開催期間に合わせて、同イルミネーションのメインコンテンツ「松本城～氷晶きらめく水鏡～」に氷彫フェスティバルの特別演出が登場、1月16日～22日の18時20分～・50分～、19時20分～・50分～、20時20分～・50分～に鑑賞可能だという。

「国宝松本城氷彫フェスティバル2022」の開催期間は2022年1月21日～23日。
会場は松本市内。