【ニュース】 JR東日本など、「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」を東京駅で2月8日まで実施 東京都千代田区

2022.01.06
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)、株式会社日立製作所(東京都千代田区、小島啓二社長)、DXCテクノロジー・ジャパン株式会社(東京都中央区、西川望社長)の3社は、2022年1月5日~2月8日の期間、「タクシー乗り場需要の可視化による交通行動の最適化実証」と題し、東京駅(東京都千代田区)で実証実験を実施する。

同実証実験では、実証実験Webサイトより、東京駅八重洲口タクシー乗り場の「リアルタイム混雑状況」「タクシー予想待ち時間」などの情報を提供。
交通事業者と各種の国内外企業、大学・研究機関などが設立した「モビリティ変革コンソーシアム」の実証実験の一つとして実施する。

鉄道と二次交通のシームレスな移動に向けたニーズ検証の実施として、今回は、東京駅八重洲口タクシー乗り場付近にカメラを設置し、データを取得・解析することで、タクシー乗り場の混雑情報を実証実験Webサイト上で提供することを可能とした。
乗客は、タクシー乗り場に到着する前に混雑情報を把握することができ、目的地までの行動計画が立てやすくなるという。

また、カメラで撮影した取得映像は、利用者数のカウントと混雑状況の可視化のみに使用し、映像データは人数集計後に即時破棄されるため、個人情報は保存されないほか、実証画面にはプライバシー加工が施された画像データを配信するとしている。