【ニュース】 デベロップ、災害などの有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」で須恵町と協定を締結、福岡県内では初 福岡県須恵町
2021.08.26
コンテナホテルを全国展開する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史社長)は8月25日、災害などの有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」の出動に係る災害協定を福岡県須恵町と締結した。
同社が運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室の「動くホテル」。
有事の際には、客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等に利用する「レスキューホテル」としての役割を担うという。
今回の同町との協定締結は、福岡県内では初となるもの。
同町では、福岡県西方沖地震での経験から、感染対策にも優れた避難所として、レスキューホテルに大きな感心を寄せていたという。
レスキューホテル出動拠点となる「ホテル アールナイン ザ ヤード」は来春、九州地方にて4店舗の開業を予定しており、更なる出動体制の強化を図る。
なお同社では、有事にレスキューホテルの迅速な出動を行えるよう、地方自治体との災害協定の締結を進めており、現在までに63の自治体等との協定締結が完了しているほか、多くの自治体等と締結協議を行っているという。