【ニュース】 センターポイント・ディベロップメント、既存の物流施設を取得・改修、「CPD大阪南港」を竣工し、稼働開始 大阪府大阪市
2021.08.25
株式会社センターポイント・ディベロップメント(東京都千代田区、吉川陽介代表)は、同社がアセットマネジメント業務を受託する特別目的会社を通じて取得した物流施設「CPD大阪南港」(大阪市住之江区)に関する大規模改修工事を7月31日に竣工した。
同施設は、大手国内物流企業が自社拠点として長年使用していた、地上5階建て・延床面積約2万5,000㎡の物流施設を取得し、大規模なリニューアル工事を実施後、賃貸用物流施設として運用するプロジェクト。
2020年12月に工事に着手した。
リニューアル前の建物は、高床と低床の両面バースを有し、エレベーター・垂直搬送機を計6基備えるなど縦搬送能力に優れ、床荷重や天井高も近代的な物流施設と同等以上のスペックを有していたという。
築30年の施設だったことから、改修工事にあたっては、長期的な運用を考慮し、搬送設備や電気設備等の更新、外壁塗装や床の研磨等の大規模改修工事を施した。
なお同施設では、改修工事完了前に古河物流株式会社(東京都千代田区、森田真吾社長)との間で一棟全体の賃貸借契約を締結済みで、今月から稼働を開始している。
「CPD大阪南港」の所在地は大阪市住之江区南港東9丁目2番87号。
土地面積は1万3,409.15㎡、延床面積は2万5,832.69㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート・一部鉄骨造7階建(倉庫部分5階建)。
竣工は1991年7月、改修工事竣工は2021年7月。