【ニュース】 東京建物、須惠町など全国3ヶ所でマルチテナント型物流施設の開発用地を確保、あわせて大阪市でも物流施設開発計画に参画 福岡県須恵町
2021.08.10
東京建物株式会社(東京都中央区、野村均社長)はこのほど、福岡県須恵町・京都市伏見区・愛知県一宮市でマルチテナント型物流施設の開発用地を確保、あわせて大阪市西淀川区で物流施設開発計画(共同事業)に参画した。
今回取得した3物件は、九州圏・近畿圏・中部圏でそれぞれ同社初の物流施設開発事業となる。
今後はそれぞれ、「(仮称)T‐LOGI福岡」「(仮称)T‐LOGI京都伏見」「(仮称)T‐LOGI一宮」「(仮称)大阪物流施設プロジェクト」として開発を推進する予定。
同社はこれまで、物流施設ブランド「T‐LOGI」の名称で、物流施設開発事業を首都圏で展開してきた。
今後は、首都圏だけでなく国内主要物流集積地を中心に立地を厳選し、物流施設の開発を積極展開するという。
「(仮称)T‐LOGI福岡」は、福岡空港東部の糟屋地域に立地。
同地域は福岡の中心市街地をはじめとした広域配送が可能なエリアで、周辺に福岡都市圏内の住宅地が広がっていることから、雇用条件も良好な物流適地だとしている。
既に佐川グローバルロジスティクス株式会社(東京都品川区、山本将典社長)による一括賃借・入居が内定しているという。
所在地は福岡県糟屋郡須恵町大字新原16-10。
敷地面積は約9,312㎡、延床面積は約1万6,600 ㎡(予定)。
構造・規模は鉄骨造・地上3階(予定)。
着工は2021年5月21日、竣工は2022年4月末(予定)。
「(仮称)T‐LOGI京都伏見」は、第二京阪道路「伏見」ICより約2.5km、国道1号利用でJR各線「京都」駅まで約8.5kmの立地。
周辺に工場や倉庫などが集積し、京都市南部の他、向日市・長岡京市等近傍に住宅地が広がっていることから、24時間稼働を前提としたオペレーションと雇用確保の両面に優れた立地だとしている。
所在地は京都市伏見区横大路菅本2-3外(地番)。
敷地面積は約1万1,428㎡(仮換地地積)、延床面積は約2万
5,500㎡(予定)。
規模は地上4階(予定)。
着工は2022年夏(予定)、竣工2023は年夏(予定)。
「(仮称)T‐LOGI一宮」は、東海北陸自動車道「一宮西」ICより約2km、「一宮稲沢北」ICより約0.3kmの立地。
名古屋都心部への配送や物流集積地との連携拠点として高いポテンシャルを有しているという。
所在地は愛知県一宮市荻原町林野字鷲宮52番1他(地番)。
敷地面積は約3万3,244㎡、延床面積は約8万㎡(予定)。
構造・規模はRC/S造、地上4階(予定)。
着工は2022年春(予定)、竣工は2023年秋(予定)。