【ニュース】 プロロジス、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」を開発、延床面積は東北エリア最大規模の約10万㎡ 岩手県矢巾町
2021.08.10
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒社長)は、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」(岩手県矢巾町)の開発を決定した。
着工予定は2022年春、竣工予定は2023年冬。
岩手県内での開発は初となる。
延床面積は約10万㎡の計画で、東北エリアの物流不動産市場では最大規模の物流施設になるという。
日用雑貨、食品を中心とする複数の企業から引き合いを受けており、引き続き入居企業を募集する。
同施設の開発予定地は、東北縦貫自動車「盛岡南」ICより約4.7
km(約8分)、県道13号より約1.5kmの立地。
盛岡市を中心とする消費地にアクセスしやすく、3時間以内に南は仙台、北は本州最北まで到達可能だという。
同社はこれまで、東北エリアでは仙台を中心に物流施設を提供してきたが、災害への備えや、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働への上限規制が厳格化する「2024年問題」への対応として、拠点分散化ニーズが増加。
現在、東北の物流ハブとなっている仙台エリアに加え、今後は北東北への中継地点として、開発地予定地周辺への立地ニーズが伸長するとみて進出を決定した。
「プロロジスパーク盛岡」の開発地は岩手県紫波郡矢巾町大字広宮沢。
敷地面積は約7万4,000㎡、計画延床面積は約10万㎡。
構造・規模は鉄骨造(予定)・地上3階建。