【ニュース】 JR九州、西九州新幹線の車両デザインを決定、開業は2022年度秋頃予定 長崎県長崎市
2021.07.29
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は7月28日、2022年度秋頃開業予定の西九州新幹線(「武雄温泉」~「長崎」間)の車両デザインを決定した。
デザインコンセプトは「九州らしいオンリーワンの車両」。
「新幹線つばめ」のDNAを持続させ、変化・進化させて「新幹線かもめ」を表現、西九州から吹く暖かくて優しい風を世界へ届けるという。
エクステリアデザインでは、JR九州のコーポレートカラーとなっている赤を配色し、シンボルマークやロゴを配置、毛筆の「かもめ」の書体を使用した。
インテリアデザインは「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」をテーマに、色・形・素材をセレクト。
和洋折衷、クラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間を表現したという。
指定席は腰掛2席×2席配席(1号車:定員40名、2号車:定員76名、3号車:定員47名)、自由席は腰掛2席×3席配席(4号車・5号車:定員86名、6号車:定員61名)で、シートは1号車が菊大柄、2号車が獅子柄、3号車が唐草としている。