【ニュース】 JR九州、九州新幹線の未活用スペースを使用して荷物を輸送するサービス「はやっ!便」でエリアを拡大、8月10日より博多~熊本間で実証実験を開始 熊本県熊本市
2021.07.29
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は、今年5月18日より開始した、九州新幹線「博多」駅~「鹿児島中央」駅間の未活用スペース(旧車販準備室)を使用して荷物を輸送するサービス「はやっ!便」で、新たに博多駅~熊本駅間でのサービスエリア拡大に向け、実証実験を開始する。
「はやっ!便」は現在、「博多」「鹿児島中央」の2駅間を1つ
900円から輸送しており、医療機器・工業部品・家族間での生活用品等の輸送に利用があるという。
また、今回の同実証実験では、熊本の新鮮な食材を博多へ直送し、新幹線荷物輸送サービスのPRイベント「つばめマルシェ」で販売、ニーズの検証も行うとしている。
実証実験の開始日は2021年8月10日、以後8月中の毎週火曜日に実施。
配送区間は「熊本」駅~「博多」駅、輸送列車は熊本駅を11時台に出発する新幹線(予定)。
輸送品目は朝獲れ鮮魚・野菜、駅弁、特産品など。
なお、「つばめマルシェ」は、産地から新幹線を活用し、荷物輸送で当日届く旬の食材など逸品を集め、1日数時間のみ、駅にオープンするマルシェ。
現在、博多駅と鹿児島中央駅相互間で開催しており、8月中は8月3日より毎週火曜日に実施、8月10日以降は、鹿児島の食材に加え、実証実験に合わせて熊本の食材も博多駅で販売する。
開催時間は14時~18時(売切れ次第終了、3日のみ15時30分より)。