【ニュース】 センターポイント・ディベロップメント、特定目的会社を通じマルチテナント型物流施設「CPD西淀川」の開発用地を取得、7月15日に着工 大阪府大阪市
2021.07.27
株式会社センターポイント・ディベロップメント(東京都千代田区、吉川陽介代表)は、同社がアセットマネジメント業務を受託する西淀川ロジスティクス特定目的会社を通じ、マルチテナント型物流施設「CPD西淀川」(大阪市西淀川区)の開発用地を取得、7月15日に着工した。
竣工は2022年9月末の予定。
同施設は、大阪~神戸間を結ぶ国道43号線至近の立地。
阪神高速3号神戸線と同5号湾岸線の両高速を利用した広域配送も期待できる他、伊丹空港・大阪港・神戸港へのアクセスにも恵まれているという。
また、大阪中心部の梅田エリアまでは約7km、新大阪エリアまでは約10km圏と近接しており、阪神なんば線「出来島」駅より徒歩約10分、阪神本線「千船」駅より徒歩約12分と通勤利便性が高く、周辺には豊富な労働人口を抱える住宅エリアが広がることから、雇用確保にも優位性があるとしている。
同施設の建物は地上4階建で、1フロア約2,350坪(賃貸区画)を有し、床荷重1.5t/㎡、柱スパン11.2m×10.4m、梁下天井有効高5.5mと、最新型物流施設の仕様とした。
1階には計22台のトラックバースを設置、庫内には荷物用エレベーターを2基・垂直搬送機を5基設置することで、多様な荷物に対応し、貨物の搬送および保管の効率化を実現するとしている。
また同施設では、外壁に断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用、全館LED照明を備えるなどの省エネ対策を施し、環境負荷低減に配慮した施設として大阪府のCASBEE(建築環境総合性能評価システム)で「Aランク」の評価を得ているほか、施設で働く人々の職場環境にも配慮し、休憩室・喫煙スペース・ドライバー用トイレなども設置するという。
「CPD西淀川」の所在地は大阪市西淀川区佃五丁目8番1他。
敷地面積は1万5,336.10㎡、延床面積は3万1,136.81㎡。
構造・規模は鉄骨造・4階建。
着工は2021年7月15日、竣工は2022年9月30日予定。