【ニュース】 京王電鉄など、高速バスを活用した「貨客混載」で石巻市産の海産物の販路拡大事業を7月3日より開始 宮城県石巻市
2021.07.02
京王電鉄株式会社(東京都多摩市、紅村康社長)は、高速バスを活用した貨客混載により、石巻市産の海産物を東京へ輸送し、京王ストアで販売する取り組みを企画、2021年7月3日より開始する。
高速バスを活用することで、高速バスの生産性向上を図るほか、産地直送の海産物を差別化商品とすることで京王ストアの魅力を向上、石巻市の知名度向上や海産物の販路拡大などにより、地域経済の活性化にも貢献するとしている。
今回の貨客混載事業は、新型コロナウイルス感染症流行拡大を受け、地元農家・漁師の飲食店向け出荷需要が減少するなかで、宮城県内の農水産物業の支援を通じて地域活性を手掛けるSTORY株式会社(仙台市、小野寺仁社長)が発足した「コロナに負けない!食の宝庫 東北!食べて応援プロジェクト」の取り組みの一環。
STORYは漁師達の出荷物を集約し、STORYの営業車がミヤコーバス石巻営業所まで輸送する。
今回利用する路線は、京王バス株式会社(東京都府中市、丸山荘社長)と宮城交通株式会社(仙台市泉区、青沼正喜社長)が共同で運行している高速バス路線「新宿・渋谷~仙台・石巻線」(新宿・渋谷~仙台・石巻間)。
新宿・渋谷方面行きのトランクルームを活用し、石巻市の新鮮な海産物を定期的に輸送、株式会社京王ストア(東京都多摩市、山岸真也社長)が運営する「キッチンコート永福町店」(最寄:京王井の頭線「永福町」駅)と「キッチンコート吉祥寺店」(最寄:京王井の頭線「吉祥寺」駅)で販売する。
販売する海産物例は、カレイ、ヒラメ、サバ、メバル、ホヤなど。
販売開始は2021年7月3日より(販売する海産物は7月2日に輸送)。
以降の販売は毎週水曜日・土曜日を予定、輸送は前日に行う。
販売店舗は「キッチンコート永福町店」(東京都杉並区永福2-60-31、京王井の頭線「永福町」駅直結1階)、「キッチンコート吉祥寺店」(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-1-25、京王井の頭線「吉祥寺」駅直結、キラリナ京王吉祥寺地下1階)。