2021.07.01
東急株式会社（東京都渋谷区、髙橋和夫社長）は7月1日、同社が資産活用コンサルティングを行った住宅地近接のオフィスビル「睦ビル二子玉川」（東京都世田谷区）を開業した。

同取り組みは、従来型の「住まい＝郊外中心」「オフィス・商業＝都心中心」という一軸構造の変化や、職住近接やテレワークなど新たなライフスタイルの急速な浸透を踏まえたもの。
同社は、これまで培ってきた街づくりのノウハウや同社グループの幅広い事業領域を活かし、土地オーナーの資産価値向上・課題解決に向けた施策をワンストップで提案する、資産活用コンサルティングを展開している。

今回開業した同物件のコンセプトは、「二子玉川エリアの自然を感じながら働くことができ、環境に配慮したオフィスビル」。
田園都市線・大井町線「二子玉川」駅より徒歩6分、閑静な国分寺崖線の足元に位置する。
丸子川の自然を借景とする北側窓の設置や、4階の緑化テラスの設置などにより、オフィスワーカーが自然を感じながら働くことのできる空間設計とした。

また、CO₂削減の取り組みとして、庇の設置・LOW-Eガラスの採用による日射遮蔽、太陽光発電システムの導入などに加え、駐車場には電気自動車用の充電スタンド設備を導入したという。

「睦ビル二子玉川」の所在地は東京都世田谷区玉川2丁目16番6号、交通は東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅より徒歩6分。
延床面積は2,247.22㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上4階建て。
土地建物所有者は睦特殊金属工業株式会社。
物件構成は1階～3階が事務所（東急株式会社が賃借し転貸）、4階が睦特殊金属工業株式会社本社。