【ニュース】 JAL、「JAL SMART AIRPORT」を新千歳空港で全面オープン、ITの活用や衛生・清潔への取り組みを強化 北海道千歳市
2021.06.22
日本航空株式会社(東京都品川区、赤坂祐二社長)は6月21日、新千歳空港(北海道千歳市)で「JAL SMART AIRPORT」を全面オープンした。
「JAL SMART AIRPORT」とは、ITの活用によるきめ細やかなヒューマンサービス、最新技術の活用による効率的で快適なセルフサービス、衛生・清潔への取り組みにより提供する、JALの新しい空港。
2020年12月25日に羽田空港(東京都大田区)で本格スタートしている。
また、自動チェックイン機の非接触化についても、全国の空港への展開を決定、安全・安心の取り組みを強化するという。
新千歳空港の「JAL SMART AIRPORT」では、洗練されたデザインによるわかりやすい導線の実現や、新しい機器の導入によるチェックイン・手荷物預けのセルフ化とタッチレスセンサによるタッチパネルの非接触化、手伝いを希望する利用客が落ち着いて手続きができる専用カウンターの設置などを実施。
今後は、2021年冬に大阪(伊丹)空港、2021年冬に沖縄(那覇)空港、2022年春に福岡空港でも「JAL SMART AIRPORT」を展開する予定だという。
なお、自動チェックイン機にタッチレスセンサを取り付け、操作画面に直接触れることなく搭乗手続きができる非接触の取り組みについては、国内幹線空港(羽田・新千歳・伊丹・福岡・那覇)で既に導入済みでだが、2021年夏には全国の国内線空港への展開が決定。
さらに、全国の国内線空港では、JALが管理しているカウンターや自動チェックイン機、ラウンジ、車いす、ベビーカー保安検査場トレイ、ステップ車に対する抗ウイルス・抗菌コーティングを進めており、機内でも日本の航空会社では初めて抗ウイルス・抗菌コーティングを実施、現在約8割の機材でコーティングが完了しているという。
これらの抗ウイルス・抗菌コーティングは、7月中に完了する予定。