【ニュース】 デベロップ、災害時に出動するコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 八代」を2022年1月に開業、シリーズ34店舗目 熊本県八代市
2021.06.16
コンテナホテルを全国展開する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)は、コンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 八代」(熊本県八代市)を2022年1月に開業する。
同社が運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ」は、東日本大震災の経験をふまえて開発された「動くホテル」。
コンテナモジュール1ユニットを1棟1客室として地上に並べる構造とし、コンテナの移動性やフレキシビリティを最大化することで、社会環境や需要の変化に応じた客室数の増減や店舗の移設などが容易になるだけでなく、隣の音が気にならないなど、ホテルとしての高い快適性を実現したという。
今回開業する同ホテルは、「ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ」としては34店舗目、「R9 Hotels Group」としては38店舗目となる。
また同シリーズは、コンテナホテルの性能を活かし、平時にはホテルとして運営される客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設し、地域の人々に利用してもらうソリューション「レスキューホテル」としても機能する。
八代市は、熊本県随一の臨海工業都市。
農業も盛んで、自然の恵みを生かした特産品も豊富にある。
ビジネスや観光の拠点としてだけでなく、九州地方への迅速な出動体制の整備につながることも期待できるとしている。
熊本県と鹿児島県を繋ぐ国道3号線「八代」ICと九州新幹線「新八代」駅より程近く、アクセスも良好だという。
「HOTEL R9 The Yard 八代」の所在地は熊本県八代市西片町
1894-1。
敷地面積は4,325㎡。
客室はダブル33室(13㎡)・ツイン3室(13㎡)・フォース3室(24㎡)の計39室。
オープン日は2022年1月予定。