2021.06.15
株式会社フォーイット（東京都渋谷区、吉澤竹晴社長）はこのほど、同社が運営する施設紹介予約サイト「TAKIBIキャンプ場予約」で、増え続ける遊休地や耕作放棄地を活用した「遊休地キャンプ」のカテゴリーを新設した。
全国のキャンプフリークに向け、遊休地・耕作放棄地を活用したシェアリングエコノミー型のキャンプスタイルを提唱する。

同取り組みにより、土地所有者は遊休資産を有効活用し、収入を得ることが可能となる。
一方、利用者にとっても、キャンプ人口の拡大によるキャンプ場不足の解消、混雑回避、私有地を使った新しいキャンプスタイルを味わえるなどのメリットがあるという。

同社では、人口減少、少子高齢化、跡継ぎ問題などにより、遊休地となっている土地を募集する。
土地所有者は、自然豊かなロケーション、牧場や農場などをキャンプ場として貸し出すことで、副次的な利益を得ることができ、固定資産税や害虫・害獣対策にも繋がるとしている。

同社は今後も、遊休地を一時的にキャンプ場として貸し出すシェアリングエコノミー型のキャンプスタイルの活用を進めると共に、行政と連携し、地方への観光客誘致を促進することで地方創生に努めるという。