【ニュース】 NTTコミュニケーションズと鎌倉市、「コワーキングスペース・宿泊施設・カラオケ施設等を活用したテレワークの推進に係る実証実験に関する協定書」を締結、実証実験を実施 神奈川県鎌倉市

2021.06.08
NTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、丸岡亨社長)と鎌倉市(松尾崇市長)は6月7日、「コワーキングスペース・宿泊施設・カラオケ施設等を活用したテレワークの推進に係る実証実験に関する協定書」を締結した。

同協定は、同市が目指す、多くの歴史的遺産や豊かな自然環境の中で働き、暮らすという新たなライフスタイルを実現する「働くまち」をデジタル技術の活用により支援するもの。
NTTコミュニケーションが提供する、ワークスペースの即時検索・予約・決済ができる「Dropin」を活用し、テレワークの推進に係る実証実験を行うことで、住民のテレワーク実施率向上や、現状テレワーク環境が整わない事業者・個人でもワーク・ライフ・バランスの取れた柔軟な働き方を選択できる環境づくりを通じ、同市が推進する「働くまち」の実現に貢献するという。

実証実験では、テレワークスペースを利用したい事業者または個人と、コワーキングスペースや宿泊施設、カラオケ施設などテレワークスペースの提供を希望する店舗を「Dropin」によりマッチングする。
同実験を通じ、住民のテレワーク実施率や、実施時間、効率性、テレワークスペースに対するニーズなどを調査するとしている。

実施期間は2021年6月中旬~2021年9月30日。
利用者は「Dropin」Webサイトの「無料会員登録」またはスマートフォンのアプリケーションをダウンロードの上、要申し込み。
テレワークスペース提供店舗は、「Dropin」Webサイトの「掲載店舗募集中」より要申し込み。
実験期間中、テレワークスペース利用者に対しては、利用料の半額を割り引きにするほか、テレワークスペース提供店舗に対しても利用料の決済ごとに発生する手数料(利用料の20%)を無料とする。