【ニュース】 東急不動産と京浜急行電鉄、「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」に特定建築者として参画 東京都港区

2021.06.04
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)と京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、原田一之社長)で構成するコンソーシアムは、今年4月15日に「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」(東京都港区)の特定建築者予定者に選定され、6月2日に東京都と特定建築者の業務に関する基本協定書を締結、特定建築者として同事業に参画することが決定した。

泉岳寺駅は、地域を広域的に結節する機能を担っているほか、空港利用等の需要増に伴い、重要性は高まっているという。
加えて周辺では、リニア中央新幹線の開業に向け、JR東日本の品川車両基地跡地などを含め、国際交流拠点としての開発が進む計画であることから、今後、同駅の利用者はさらに増加すると見込まれている。

今後、同コンソーシアムは、住宅や業務施設などが入る駅直結型の再開発ビルを整備する特定建築者として、「エキマチ一体のまちづくり」に貢献するという。

「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の所在地は東京都港区高輪2丁目81-1ほか(地番)、交通は都営浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結、JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅への歩行者デッキに接続予定。
敷地面積は8,486㎡、延べ床面積は11万644㎡、容積対象床面積は8万2,666㎡。
構造・規模はRC造・一部SRC造・S造、地上30階・地下3階。
主要用途は住宅(約350戸)・業務施設・商業施設・駅舎・駐車場。
今後のスケジュール(予定)は、2023年4月頃に建築工事着手、
2028年3月頃に工事完了公告。