【ニュース】 キユーピー、2022年春開業予定の野菜をテーマとした複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」の施設・コンテンツ概要を発表 埼玉県深谷市

2021.05.24
キユーピー株式会社(東京都渋谷区、長南収社長)は、深谷市との「花園IC拠点整備プロジェクト」として、2022年春に開業を予定している野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」(埼玉県深谷市)の施設・コンテンツの概要を発表した。

同施設のコンセプトは「野菜にときめく、好きになる!みんなの笑顔を育むファーム」。
いのちと彩りを感じられる「体験農園」、食べ頃や食べ方が分かる・選べる「マルシェ」、旬の恵みに出会える・幸せになれる「レストラン」、触って食べて五感で学べる「野菜教室」で構成する。

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設計にあたっては、深谷の産業となっている煉瓦をデザインのアクセントとし、建物・ランドスケープ(景観)に活用。
「マルシェ」「レストラン」「野菜教室」が入る建物は「農園の中の一軒家」をテーマに、材料に木を取り入れ温かみのある空間を実現するとともに、太陽の光・季節の風を取り入れた自然との一体感を目指す。
ランドスケープは、取り巻く赤城山・榛名山・秩父長瀞方面の山々を借景として生かし、季節に応じた色とりどりの野菜が彩る農園を中心に、草花とハーブの寄せ植えなど、来園者・地域の人々・施設のスタッフが重ねていく営みの中で、少しずつ共に育てていく景観づくりを目指すという。

レストランでは、地元野菜と新鮮な旬の素材の持ち味を存分に生かし、野菜の彩りやおいしさといった魅力に出会い、地元を感じられるレストランを目指す。
メニューなどの監修は、地産地消を提唱するシェフの先駆けとして知られている株式会社オトワ・クリエーション(栃木県宇都宮市)の音羽和紀シェフと音羽創シェフが担当する。

体験農園では季節に合わせたヨーロッパ野菜や新顔野菜などの収穫体験が可能で、マルシェでは旬の新鮮野菜・果物の具体的な食べ方の提案販売を行い、野菜教室では野菜について五感で学ぶ場を提供。
監修は、香川県の限られた農地で瀬戸内海の地中海性気候を生かし、年間約300種類の野菜を少量多品目で生産している有限会社コスモファーム(香川県高松市)の中村敏樹氏が担当する。

「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」の所在地は埼玉県深谷市黒田。
敷地面積は約1万7,600㎡。