【ニュース】 西武鉄道など、新しい「西武園ゆうえんち」をグランドオープン、人情味あふれる1960年代の商店街を再現 埼玉県所沢市
2021.05.20
西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、喜多村樹美男社長)・株式会社西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市、藤井拓巳社長)・株式会社刀(大阪市西区、森岡毅代表)の3社は5月19日、新しい「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)をグランドオープンした。
オープン当日の午前9時、同園のエントランスでは、開門を今か今かと心待ちにしている来園者を巻き込み、巡査・魚屋・八百屋など、おせっかいなほど人情味あふれる商店街の住人たち(エンターテイナー)とフレンズクルー(スタッフ)が、一緒にオープンへのカウントダウンを開始。
オープンの瞬間には、華やかなパイロ(演出用花火)が空を彩り、来園者は手にしたグランドオープン記念の旗を振って、新しいのに懐かしい非日常の世界へ入場、記念すべきグランドオープンを一緒に祝った。
ゲートをくぐり、一歩足を踏み入れると、そこは活気・元気・熱気がほとばしる「夕日の丘商店街」が広がる。
30もの店舗がずらりと立ち並び、360°どこを見渡しても1960年代のあの頃の世界が広がり、来園者からは思わず笑顔がこぼれた。
おせっかいで人情味あふれる商店街の住人たちは、来園者をこの世界に巻き込みながら、まったく予想のつかないハイスキルなライブ・パフォーマンスを展開したという。
西武ホールディングスの後藤高志社長(西武鉄道会長兼任)は「現代の社会は、技術革新やデジタル化により便利になっていく反面で、人間関係が希薄化していると言われてきた。さらに、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、人々がこれまで以上に、対面でのコミュニケーションの良さを再認識し、心の触れ合いを強く求めるようになった。ここ西武園ゆうえんちでの体験を通じ、多くの人に心あたたまる幸福感を感じてもらいたい。」とコメントした。
また、刀の森岡毅代表は「地域経済に影響が大きい集客事業の継続性を担保することは、消費者に彩りある選択肢を提供し続けるためにも重要だと考えている。大型テーマパークのような規模がなくても、情熱とマーケティングによって事業は甦えることを示したい。」とコメントした。