【ニュース】 YKK APとプレイス・コーポレーション、中古戸建住宅の性能向上リノベーション実証プロジェクト「鎌倉 常盤の家」を竣工、「職住遊学」に最適なプランニングで再生 神奈川県鎌倉市

2021.05.19
YKK AP株式会社(東京都千代田区、堀秀充社長)はこのほど、不動産業を手掛ける株式会社プレイス・コーポレーション(横浜市港南区、浜田伸社長)と共働し、中古戸建住宅の性能向上リノベーションを実証するプロジェクトとして「鎌倉 常盤の家」(神奈川県鎌倉市)を竣工した。

同プロジェクトでは、築46年の戸建住宅に、昨今求められる暮らしへのニーズを取り込み、リノベーションを実施。
外観は由緒ある街並みと景観に馴染むように一新し、内部は建物の素(す)の構造を活かしながら、間取りプランの変更と断熱改修・耐震補強などを行い、住宅性能の向上を図り、地域に根ざした「職住遊学」が融合した暮らしに最適なプランニングで再生したという。

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断熱性能では、YKK APの高性能樹脂窓「APW 330」を採用し、断熱性能を向上。
耐震性能向上では、YKK APの開口部耐震商品「FRAMEⅡ」を採用、窓の数や面積を減らさずに開口部の耐力壁量を増やした。

なお同物件は、長期優良住宅化リフォーム推進事業で、鎌倉市より長期優良住宅認定を受けている。
今後は、両社のコンセプトモデルとして、主に事業者向けに一定期間、完成見学会を行い、公開するとしている。

「鎌倉 常盤の家」の所在地は神奈川県鎌倉市常盤。
敷地面積は251.65㎡、延床面積は136.34㎡。
構造・規模は木造在来軸組工法・2階建。
既存建築年は1975年(築46年)、改修工事期間は2020年12月~2021年4月。