【ニュース】 徳島バス、YE DIGITALと西鉄エム・テックの「スマートバス停」を採用、徳島阿波踊り空港・鳴門駅など4ヶ所に設置 徳島県徳島市

2021.05.14
徳島バス株式会社(徳島県徳島市)はこのほど、株式会社YE DIGITAL(北九州市小倉北区、遠藤直人社長)と西鉄エム・テック株式会社(福岡市中央区、堀江広重社長)の共同開発商品「スマートバス停」を採用した。

「スマートバス停」とは、デジタルサイネージや電子ペーパーに、バスの運行時刻表の他、告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のこと。
遠隔操作などにより、時刻表作成業務の自動化や貼り替え作業が不要となるため、バス事業者のDX推進に大きな効果が期待できるとしている。
西鉄バスからスタートし、その導入効果が認められ、現在では全国71箇所・10地域へ導入が拡大しているという(2021年5月現在)。

今回、徳島バスが導入したスマートバス停は、徳島阿波踊り空港(徳島県松茂町)、鳴門駅(徳島県鳴門市)、南小松島駅(徳島県小松島市)、阿南駅(徳島県阿南市)の4ヶ所。
各空港・駅構内では、バス時刻表情報を掲示するほか、NEC ネクサソリューションズ株式会社(東京都港区、木下孝彦社長)が開発したバスナビゲーションシステムとの連動を実現している。

なお、今回のスマートバス停の導入は、徳島県が実施した「徳島県公共交通応援事業」の一環として実施した。
四国でのスマートバス停導入は今回が初めての例となる。