【ニュース】 静岡県立美術館、 企画展「忘れられた江戸絵画史の本流―江戸狩野派の250年」を5月22日~6月27日に開催 静岡県静岡市
2021.05.07
静岡県立美術館(静岡市駿河区)は、2021年5月22日~6月27日の期間、企画展「忘れられた江戸絵画史の本流ー江戸狩野派の250年」を開催する。
江戸狩野派は巨大な組織で、江戸時代に将軍家や大名の注文を受け、江戸画壇の中心で活躍した主要な画家だけでも100人を優に超える。
しかし、最も活躍した数人の画家を除き、殆ど知られていないという。
同展では、個人コレクターが所蔵する江戸狩野派作品を選りすぐり、彼らの知られざる魅力を紹介。
展示では、江戸狩野派の基本的なスタイルを築いた奥絵師の作品だけでなく、民間画壇に接触し、江戸狩野派の画風に多様性をもたらした表絵師の作品にも注目し、江戸狩野派の幅広い展開を鑑賞できるとしている。
期間中は、1,500点を超える江戸狩野派コレクターの所蔵品から精選した作品111点を展示。
展示作品は、3点を除く作品が全て初公開だという。
「忘れられた江戸絵画史の本流ー江戸狩野派の250年」の会期は
2021年5月22日~6月27日。
静岡県立美術館の所在地は静岡市駿河区谷田53-2、交通はJR東海道線「草薙」駅より静鉄バスで約6分または徒歩25分、静岡鉄道「県立美術館前」駅より静鉄バスで約3分または徒歩約15分。