【ニュース】 ホンダモビリティソリューションズと宇都宮市、予約・配車システムを使用したオンデマンドモビリティサービスの実証実験を実施 栃木県宇都宮市

2021.04.27
ホンダモビリティソリューションズ株式会社(東京都港区、高見聡社長)と宇都宮市は、地域内交通の利便性・効率向上を目指し、予約・配車システムを使用したオンデマンドモビリティサービスの実証実験を河内地区・清原地区で実施する。

同市では、高齢化に伴い、自家用車での移動に困難を抱える人が増えており、地域内交通の需要が高まっている。
こうした中、電車やバスなどの公共交通機関とのスムーズな乗り継ぎへのニーズや、運転手の人手不足などの課題があり、より効率的な運行が求められているという。

河内地区での実施期間は2021年5月13日~6月9日・8月2日~31日(予定)、デマンド方式(自宅と事前に設定した目的地間を運行)。
清原地区での実施期間は2021年6月1日~25日・8月23日~9月17日(予定)、セミデマンド方式(利用者の予約に応じて、停留所間を運行)。

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ホンダモビリティソリューションズは、これらの課題を解決し、利用者がより快適に移動できる環境を構築するため、Hondaインターナビのデータを活用し、乗り合い型のオンデマンドモビリティサービスの予約・配車システムを開発。
今回、その有効性を検証するため、実証実験を実施する。

今回開発した同システムでは、車両運行事業者はHondaインターナビのデータを活用し、最適な運行ルートを選択することが可能。
車両運行の効率が向上することにより、必要最低数の車両・運転手で運行できるようになるとしている。
一方、ユーザーはWEBアプリから、バスや電車など他の公共交通へ乗り継ぐ時間を指定して配車を依頼できるなど、利便性を高めることができるという。

なお同実証実験は、同市のUスマート推進協議会によるスマート・モビリティサービスの地域内交通運行・予約システム導入プロジェクトの一環として実施する。