【ニュース】 大日本印刷と札幌駅前通まちづくり、札幌市公認の仮想空間「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」をオープン、現実の札幌市北3条広場を高精細に表現 北海道札幌市
2021.04.27
大日本印刷株式会社(東京都新宿区、北島義斉社長)と札幌駅前通まちづくり株式会社(札幌市中央区、芳村直孝社長)は、現実の札幌市北3条広場を仮想(バーチャル)空間で高精細に表現した札幌市公認の「PARALLEL SAPPORO KITA3JO(パラレル サッポロ キタサンジョウ)」を構築、4月26日にオープンした。
同バーチャル空間では、国内外のどこからでも、いつでも札幌市北3条広場を自由に観光できるとしている。
また、2021年5月5日に開催される「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」の有力選手による前日会見や入賞者会見の中継(予定)などをリアル空間と並行して観戦できるほか、さまざまな展示ブースを楽しめるという。
参加費は無料(PCやスマートフォン、VRデバイスで体験可能)。
同空間内では、利用者は自身の分身となるキャラクター(アバター)を選び、24時間365日、自由に散策可能。
同時参加しているユーザー同士が音声で会話できるほか、この空間で撮影した写真や動画をSNSで共有することもできる。
また、「楽しい」「素敵」など自身の感情をスタンプ画像として空間上に表現できる「エモート機能」により、ユーザー同士のより深い交流にもつなげるという。
また、バーチャル空間の特性を活かし、同時に複数のイベントや展示会、パブリックビューイングなどを開催することも可能。
今後、大日本印刷・札幌駅前通まちづくり・札幌市(秋元克広市長)の3者は、同空間を地域のインフラとして活用、北海道内の企業・団体に対し参加や利用を促し、サービスのネットワークを広げていく。
収益の一部については、札幌市のまちづくりへの還元を目指すとしている。