【ニュース】 センコーとWILLER EXPRESS、高速バスの荷物スペースを使用し、小ロットの荷物を低コストで運ぶ東名阪の「貨客混載」幹線輸送を開始 大阪府大阪市
2021.04.13
センコー株式会社(大阪市北区、福田泰久社長)とWILLER
EXPRESS株式会社(東京都江東区、平山幸司社長)は2021年4月、WILLER EXPRESSが運行する高速バスの荷物スペースを使用し、小ロットの荷物を低コストで運ぶ東名阪の「貨客混載」幹線輸送を開始した。
WILLER EXPRESSは、229台のピンクのバスを保有、全国主要都市を20路線・1日297便で結び、年間約300万人が利用する国内トップクラスの高速バス会社(数字は2019年末のもの)。
今回開始する貨客混載に使用する便は、東京(江東区)~大阪(堺市)、東京(江東区)~名古屋(港区)、名古屋(港区)~大阪(堺市)を結ぶ3路線、1日約50便(現在コロナ禍で減便中)。
輸送可能な荷物は、1件350kg未満で、バスの出発地までの集荷と、到着後の配送はセンコーが集配手配を行う。
バスの荷物スペースを有効活用することで、例えば東京~大阪の場合、1件1万8,000円~4万3,000円(発着地からの集配距離により変動)と、トラックに比べ低価格で利用できるという。
今後は、サービス開始後の状況も踏まえながら、WILLER
EXPRESSが持つ高速バスネットワークをさらに活用し、希望の時間帯・輸送量に柔軟に対応する小ロット荷物のスピード輸送サービスとして充実を図るとしている。