【ニュース】 入間市博物館、「東日本大震災 写真パネル展」を3月11日~4月11日に開催、未来の防災・減災意識を高めるきっかけに 埼玉県入間市
2021.02.24
入間市博物館(埼玉県入間市、指定管理者:いるまミュージアムパートナーズ)は、2021年3月11日~4月11日の期間、「東日本大震災 写真パネル展」を開催する。
展示する資料は、同館と同館指定管理者と繋がりのある関連団体や個人などから提供された、ごく限られた範囲の記録。
しかし、それでも震災の脅威を感じるには十分で、それぞれの人がどのような思いで記録を残したのか、その背景も状況も様々だという。
写真は、井上修志氏による「日和山の階段を新しい視点まで延長してみる(2021年)」。
震災当時中学3年生だった宮城県石巻市出身の作家が、東京藝術大学大学院の修了制作として作ったもの。
被災時の経験を骨子にした作品のため、パネル展期間中に博物館玄関前のアプローチに展示する。
「東日本大震災 写真パネル展」の開催期間は2021年3月11日~4月11日(休館日は3月15日・22日・23日・29日、4月5日)。
観覧料は無料(会場内に募金箱を設置し、集まった金額を日本赤十字社へ寄付)、常設展は別途有料。
なお、初日の3月11日には作品レクチャーを行い、被災時刻に黙祷を行う予定。
さらに会期中の3月28日にはフリートーク「被災地ボランティア活動のこと」、4月3日には地震体験車設置、レッカー車・起震車・消防車、災害派遣用車両の展示などを行う。
入間市博物館の所在地は埼玉県入間市二本木100、交通は西武池袋線「入間市」駅2番乗り場よりバスで20分。