【ニュース】 京阪グループが参画する「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」が権利変換計画認可、駅と一体となる商業・オフィス・ホテル・住宅・行政等の機能を備えた複合施設を整備 大阪府枚方市

2021.02.12
京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、石丸昌宏社長)・京阪電気鉄道株式会社(大阪市中央区、中野道夫社長)・京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、道本能久社長)の3社が組合員の一員として参画している枚方市駅周辺地区市街地再開発組合(大阪府枚方市、宮田明理事長)の進める「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」は、2月10日付で大阪府知事より権利変換計画の認可を受けた。

今後、京阪グループが区分所有する第3工区では、駅と一体となる商業・オフィス・ホテル・住宅・行政等の機能を備えた複合施設の整備を推進、2023年度の建物竣工を目指す。

高層棟の上層部には、株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(東京都港区、穂積輝明会長兼社長)のホテルブランド
「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)」が出店する。

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京阪グループが区分所有する建物は、敷地面積が約1万5,000㎡(再開発施行区域内建築敷地面積)、延床面積が約9万4,000㎡。
建物は高層棟が地上26階建、低層棟が地上10階建、住宅棟が地上29階建。

現時点での予定のうち、商業施設は約2万3,500㎡で、1~4階の4層、既存の鉄道高架施設と1・2階で接続する。
オフィスは約6,800㎡で、高層棟7~15階の9層と、低層棟5階1層。
ホテル(カンデオホテルズ)は約5,800㎡で、高層棟19~26階の8層、139室の客室に宴会場・レストランを併設し、最上階には露天風呂付きの天空のスカイスパも配置する。
住宅は約1万600㎡で、5~29階に1LDK(30㎡)~3LDK(80㎡)の約200戸を設定、共用施設にはコンシェルジュが駐在する「ラウンジ」や「フィットネスルーム」を設置する予定だという。

今後は、2021年度に第3工区の建物を着工、2023年度に第3工区の建物を竣工、2025年度に事業を完了する予定。